一度ブログにアップした記事で退職後の手続きを纏めました。編集記事になります。
目次
退職後1か月以内に対応したこと ー保険、年金、NISAー
12月末の退職後に期限があったのは任意継続の健康保険、国民年金、雇用保険、確定拠出年金対応でした。NISAの対応も併せて行いました。
健康保険
任意継続の健康保険証は家族分もまとめて、1月上旬に届きました(2024年1-3月分について支払い期限も1月中)。
4月以降の2024年度分の任意継続の健康保険の支払いは3月に行いました。
試算通りの金額で、国民健康保険よりは安いことは理解していましたがやはり高額だなと感じました。
給与からの天引きに慣れていると痛みを感じますね。
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国民年金
- 国民年金への手続きは退職日の翌日から14日以内に市区役所で種別変更が必要とのことでしたので、区役所に年金手帳と退職証明書を持って手続きに行きました。
- 2年以上付加保険料を納めると収めた以上の年金を受け取れるとのことですので、国民年金付加保険料の納付の手続きも併せて行いました。
- 支払いはクレジットカード(エポスゴールド)で行いました。
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雇用保険
- 雇用保険の基本手当の受給期間は原則として退職日の翌日から1年間です。
- 私の場合はその中で150日分になりますので期限には余裕はありますが、届いた離職票を持って、ハローワークにて手続きを行いに行きました。
- 手続き以降の具体的な対応については別記事に改めて記載します。
確定拠出年金
- 企業型確定拠出年金は個人型確定拠出年金( iDeCo)に移管するには退職後6か月の期限があります。
- 移管しないと企業型確定拠出年金の資金は現金化されて、国民年金基金連合会に自動的に移換され、手数料等のデメリットがあります。
- 私の場合は手数料と購入予定の投資信託の信託報酬をを考慮して既に証券口座を持っているSBI証券で iDeCoを申し込むことにしました。
- 申し込んでから運用開始までの手続きは以下になります。
- 企業型確定拠出年金の預け先に他社の iDeCoに移管する旨を連絡し、手続き書類を入手しました。
- SBI証券の iDeCoにWEBで申し込みました。
- 3月に企業型確定拠出年金から加入時手数料を引いた資金が移管され、4月から毎月の拠出が始まりました。
- 60歳からの5年間に年金で受け取る予定ですので数十年の運用期間は取れません。主に安全性の高い運用商品で運用し、給与所得の節税効果もありませんので、新たな拠出金のみ株式商品で運用する予定です。
NISA
- 退職金の一時金が1月初旬に振り込まれました。
- 予めNISA口座を開設していたSBI証券で1月からNISAでの運用を開始しました。
- こちらは日々の退職生活に長期に使っていけるように高配当株関連の株式商品で運用する計画です。
iDeCoとNISAで活用時期が違いますので運用商品を変えています。
2月以降の税金等の支払い
2月以降の支払いを纏めます。税金の支払いは楽天ペイの請求書払いで行っています。
- 2月 国民年金 1-3月分
- 2月 住民税 2023年度分の残り
- 4月 国民年金2年分前納
- 4月 固定資産税
- 5月 自動車税
- 6-7月 住民税 2024年度分
退職1年目は税と社会保険料が重いと聞いていましたが実際支払う段になると痛感します。
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2019年からエポス、2020年から楽天、2023年から三井住友のクレジットカードの併せて3枚を使っています。 退職が2023年12月で、退職前の方がクレジットカードの審…
参考資料
以下を参考にさせて頂きました。
- 国民年金にについては日本年金機構さんの「会社を退職したときの国民年金の手続き 」「付加保険料の納付」
- 雇用保険の手続きについてはハローワーク インターネットサービスさんの「雇用保険の具体的な手続き」
- 確定拠出年金の移管についてはりそなグループさんの「転職時の確定拠出年金の手続きは?iDeCo(イデコ)への移換手続きを忘れずに!」
- SBI証券の iDeCoに関しては「企業年金の資産をiDeCoへ移す」
助かりました!
雇用保険(失業保険) ー自己都合退職での具体的な対応は?ー
失業保険の正式名称が雇用保険とのことですが、ここでは通常用いられている失業保険で記載します。届いた離職票を持って、ハローワークに手続きに行ったところまで記載しましたので、それ以降から受給終了までをまとめて記載します。
初回認定日まで
- ハローワークで書類を提出し、受給資格者のしおり等の書類を入手しました。雇用保険説明会・初回講習(オンラインのZoomで1時間程度)と最初の初回失業認定日が決まりました。
- 私の場合は最初に手続きに行った曜日と時間でその後のハローワークに行く必要のある認定日が決まってしまいました。認定日は受給者から指定できず変更ができる場合も手続きが必要になります。
できるだけ予定の入りにくい曜日と時間に最初の手続きに行った方が無難かもしれません。
- 自己都合退職ですので、最初に手続きに行った受給資格決定日から7日間の待期期間に加えて給付制限期間が2か月あり、この期間は手当の支給はありません。2025年4月1日からは給付制限期間が1か月に短縮される予定のようです。
最新の情報を確認してくださいね!
- 給付制限期間内の2月に初回認定日があり、原則2回以上の求職活動の実績のカウントが始まりました。次回(給付制限があるので4月)の認定日までに2回求職活動を行う必要があります。1回は認定日にハローワークで職業相談を行いました。具体的には以下の2点を確認しました。
・ハローワークインターネットサービスの求職者マイページでの条件検索方法
・求職活動実績にカウントされる求職活動方法等のセミナー等の情報の公開先
該当するセミナーの公開先が載っているチラシを頂きました。
2回目以降の認定日
- 2回の求職活動実績は、ひとつは認定日にハローワークで対面で職業相談を行い、もうひとつはオンラインのセミナーを受講する形で失業認定申告書に記載しました。
- 求職者マイページでは出向元や出向先での経験のある業務や自宅近くで週2-3日の時間の融通が利く勤務を探しました。いくつか見つかりましたのでこれを元に職業相談を行いました。
やはり退職前の給与水準の案件は全くありませんでした。
- 4月の認定日に手当150日分の内17日分が認定され、雇用保険受給者資格者証の処理状況欄に支給金額が記載されました。入金は認定日の2日後でした。対面の職業相談を行い、次回認定日である28日後までにオンラインのセミナーを受講して、2回の失業認定申告書に記載しました。
- セミナーではこれまで関わったことが無い介護やゲーム会社の現場のお話が聞けて興味深かったです。自ら情報収集をすることは無く、このような機会が無いと知らなかった内容でした。
- 人と話す機会を増やす目的で、近くで融通が利く勤務を探しましたが、結局面談まで行きたいという案件は見つかりませんでした。希望条件を緩めれば50代後半でも現状は仕事はありそうでした。
- 28日ごとにこれを繰り返す形で、5月、6月、7月(2回)、8月の認定日にハローワークに行き、150日分の手当の受領を終了しました。
給与収入が無くなるとほぼ月に1回受領できる失業保険はありがたかったです!
8月は28日ごとの認定日の関係で2回失業保険の入金がありました。退職してから初めて月間の収支がプラスになりました。
参考資料
以下を参考にさせて頂きました。
- 雇用保険の手続きについてはハローワーク インターネットサービスさんの「雇用保険の具体的な手続き」
- 給付制限期間の短縮については契約ウォッチさんの記事「【2025年4月等施行】2024年の雇用保険法等改正とは?改正内容や企業への影響などを分かりやすく解説!」
- 求職者マイページについてはハローワーク インターネットサービスさんの「仕事をお探しの方」
- 雇用保険の手続き詳細についてはサンデーマネーチャンネルさんの動画「5分でできる!求職活動実績の簡単な作り方【ハローワークの求人検索はNG】」
ありとうございました!