私個人の資産運用に関しては以前の記事で記載した通り、 SBI証券、マネックス証券と楽天証券の3証券会社で行っています。アセットクラスとしては株式(日本、先進国、新興国)、債券(先進国、新興国)、リート(日本、先進国)、金及びコモディティで続けています。
SBI証券ではNISA、楽天証券では特定口座のクレジットカードによる積み立てを行っています。
【退職準備】クレジットカードの選択 ー目的及び還元率や手数料を踏まえてー
2019年からエポス、2020年から楽天、2023年から三井住友のクレジットカードの併せて3枚を使っています。 退職が2023年12月で、退職前の方がクレジットカードの審…
以前の記事で高配当株の現状と今後の方針を記載しました。「日本及び海外株で100銘柄以上の高配当株を持っており、セクター分散を意識しながら、もう少し整理し、NISAの成長投資枠では海外高配当ETFを購入していく」方針で2024年は取引を行いました。2024年の実績をまとめて記載します。
【資産運用】高配当株の現状整理 ーどのようなポートフォリオで長期保有する? 個別株、ETF?ー
高配当株に興味を持ったのがいつ頃だったのかは覚えていませんが、インデックスの投資信託に飽き、スイングトレードを試していた頃だと思います。2014年からは年間の配…
目次
2024年の高配当株取引
マネックス証券、楽天証券
- マネックス証券では長期投資で運用しており、高配当株は海外ETF、海外個別株、日本個別株を運用しています。高配当株に関しては特に目立った取引を行わず、分配金/配当金を受け取りました。
- 楽天証券では海外高配当ETFを少額試し買いしたものが残っているだけで、少額の分配金の受け取り以外、高配当株に関しては動きなしです。
SBI証券
2024年に主に高配当株の取り引きをしたのはSBI証券でした。
日本高配当株(特定口座)
- 2024年1月の退職時は長期でなく売買を繰り返す可能性のある銘柄はSBI証券で持っていましたので、グロース株と高配当株を含めてSBI証券だけで130銘柄以上になっていました。
- マネックス証券の日本株も含めて高配当株を分類し、今後も持ち続けたい高配当株をセクター比率も含めてリスト化しました。
- 退職金及び不要なグロース株と高配当株の売却益でセクター比率も考えながら、適宜高配当株の追加購入と新規購入を行いました。1年かけてマネックス証券を合わせて日本高配当個別株は110銘柄程度まで整理できました。
新規高配当銘柄を買うのは楽しいですが、既存株を売るのは苦手です。その結果が退職時の整理できていない銘柄状況でしたが、大分整理できました!
海外高配当ETF(NISA口座)
NISA口座の成長投資枠でVYM、SPYD、HDVを折りを見て購入しています。タイミング投資なので下がった時に一括投資した方が良いのですが、2024年はこれといったタイミングが無かったように思います。
主にVYMについては、「【資産運用】楽天 SBI SCHDの購入判断は? -分配金利回り、二重課税調整、NISA-」の記事でも触れています。
高配当株の現状と今後の方針
- 2014年からの債券等も含めたリスク資産の税引き前の年間の配当金と分配金の履歴は以下のグラフになります。
- 2023年からの伸び率は1.6倍になります。これまで年次で1.0-1.3倍までの増加だったので、増加率は過去最大になり、2-3年かかるだろうと思っていた金額を1年で超えてしまいました。
うれしい誤算です!
- 2024年の株式市場の順調さによる増配や、退職金の追加投入、銘柄整理等の影響がうまく出ている結果だと思います。給与収入が無くなった中、一定の収入が確保できているのは大きな安心感があります。
- 今後はセクター分散を意識し、日本の高配当株を100銘柄程度に整理しながら、高配当株投資を継続していきたいと思います。
- 「【資産運用】楽天 SBI SCHDの購入判断は? -分配金利回り、二重課税調整、NISA-」の記事でも記載しましたが、退職して所得税額の低い私は、確定申告で外国税額控除をしてもあまりメリットが無いです。二重課税調整が行われる日本で発売されている投資信託や東証ETFの方が控除の面では効率が良いので興味はあります。海外ETFに関しても良い商品が見つかれば変更を検討していきたいと思います。
当初の金額目標は達成したので、のんびりやっていきます!