
私個人の資産運用に関しては以前の記事で記載した通り、 SBI証券、マネックス証券と楽天証券の3証券会社で行っています。アセットクラスとしては株式(日本、先進国、新興国)、債券(先進国、新興国)、リート(日本、先進国)、金及びコモディティで続けています。
SBI証券ではNISA、楽天証券では特定口座のクレジットカードによる積み立てを行っています。
2026年2月の売買を経た3月の実績を記載します。2026年3月時点では、総資産は前月比で微減となりましたが、退職時比では引き続きプラスを維持しています。
(過去の年間の実績はこちらにまとめています。)

退職後の資産運用を考えている方の参考になればと思います。








資産運用の成果 (資産推移)
- 2024年1月の退職金が入った時点を100%として、総資産、現金、リスク資産、総資産/年間支出で纏めたのが以下のグラフになります。


- 総資産は現金とリスク資産の合計です。
- 現金は預貯金と証券会社の現金資産で、リスク資産は証券会社の株式、債券、リート、金及びコモディティになります。
- 総資産/年間支出は、当月の支出で1年間生活した際総資産が何年分あるか、即ち、あと何年生活できるかを試算する値になります。FIRE界隈では「資産が生活費の何倍あるか(FIRE倍率)」という考え方に近いものです。
- 2026年3月時点では、2026年2月と比較して現金は少し増加し、リスク資産と総資産は少し減少しています。総資産が退職時より増加した状態を維持しているのは先月同様です。現金の増加は2月の株式売却のためです。
- 2026年2月末に始まったイスラエルとアメリカによるイラン攻撃の影響などで、株式市場が軟調となったためリスク資産は減少しています。長引くようなら来月も減少するかもしれません。
- 総資産/年間支出は2月の支出の生活レベルで計算するとあと41年位は生活できそうです。先月位の暮らしぶりであと何年暮らせる余裕があるか実感しやすい指標です。
- 12月時点の総資産状況で、「退職後20年或いは90歳までに相続税が発生しないように使い切る」ことを想定した場合の今年の支出目標も定めました。昨年は9月に資産状況を見て支出目標を増額しましたが、目標額を使い切れませんでした。今年は少し早めて、税金や社会保障の支払額が決まる7月位に再調整しようと考えています。
- 大きな市場の下落があれば一気に余裕は無くなる可能性はありますが、今のところもう少し支出を増やしても大丈夫そうです。ただ、イラン攻撃の影響で、リスク資産の減少に伴う総資産の減少と物価上昇に伴う支出の増加のダブルパンチが来ると楽観はできないかもしれません。



総資産/年間支出は今年は退職3年目に入りましたので、18年以上あれば安心できますが、50代後半ですので40年以上は不要ではないかと思います・・・


2026年2月の売買取引
基本的に「【資産運用】アセットアロケーションの中期目標 ーアセット比率をどのように修正する?ー」の記事に即して対応しています。 「【資産運用】オールウェザーとゴールデンバタフライポートフォリオ|効果的なリスク分散管理」のシミュレーションを基に幅も持たせています。




株式
日本
目標:日本株式比率の低下
取引:
・ETFを1銘柄部分売却
・グロース株を1銘柄部分売却
・高配当株の情報・通信業 1銘柄部分売却(不正発覚のため)
先進国
目標:先進国株式比率の低下
取引:積立
米国グロース株の1銘柄を部分売却
債券
長期米国債
目標:長期米国債比率の増加
取引:米国ETF購入
長期米国債以外の先進国債券
目標:先進国債券比率の増加
取引:米国ETF購入 、国内ETF購入(米ドルMMFは購入)
リート
日本
目標:2%を維持
取引:無
先進国
目標:先進国リート比率の増加
取引:無
コモディティ
金
目標:金比率の4%を維持するが10%まで増えても構わない(シミュレーションを踏まえて変更しました)
取引:無
金以外
目標:コモディティ(金以外)比率の増加
取引:無






アセットアロケーションは中期目標に近づいている?
- 中期(5年程度)で目標とするアセットアロケーションを決めましたので、中期目標と比較します


- 以下の表が、中期目標と2026.3時点の割合です(参考に、全天候[レイ・ダリオ氏のオールウェザーポートフォリオ]とゴールデンバタフライ[GB]も載せております)。





退職時から高配当以外の株式を売り、債券、コモディティを買ってきましたが、まだ同様の対応が必要です。
- 2026.2の売買取引で日本株式はETF、グロース株及び高配当株をそれぞれ1銘柄売却しました。イラン攻撃による株価の下落もあり先月より比率は下がりましたが、まだ目標より比率は高いです。先進国株も米国グロース株1銘柄部分売却したのですが、比率は少し上がってしまいました。
- 長期米国債は購入し、比率は少し上がりました。それ以外の先進国債券は購入を継続していますがほぼ横ばいです。「【資産運用】債券ETF投資の今後の方向性」「米国債/社債以外の債券ETF投資」に即して、あせらずに中期目標に近づけていこうと思います。
- 金は何もしていませんが、比率が少し上昇しています。シミュレーションを踏まえて「金比率の4%を維持するが10%まで増えても構わない」に変更していますので特に売却は急ぎません。
- 金以外のコモディティはイラン攻撃で原油ETFは60%上昇していますが金額が小さいため、比率は少しの上昇です。
- myINDEX に入力して過去20年で見てみると、先月同様シャープレシオはほぼ目標通りです。株式の比率が減らないので、リスクは10%台から遠のいています。
- 退職後の中期目標のアセットアロケーションは過去のシミュレーションを基に私のリスク許容度を考慮して設定したものです。myINDEX の世界金融危機[2007年7月-2009年2月(20か月)]の結果では、中期目標で40%、現在の比率で44%、全天候とGBで32%のドローダウンになっています。




- 全天候とゴールデンバタフライを同様に入力すると以下のようになります。
・全天候 :平均リターン7.5%、リスク10.6%、シャープレシオ0.71
・GB :平均リターン9.8%、リスク11.2%、シャープレシオ0.87



今後次第ですがイラン攻撃の影響で、実際どの程度の下落耐性があるのか試される時期になっているかもしれません。






