私個人の資産運用に関しては以前の記事で記載した通り、 SBI証券、マネックス証券と楽天証券の3証券会社で行っています。アセットクラスとしては株式(日本、先進国、新興国)、債券(先進国、新興国)、リート(日本、先進国)、金及びコモディティで続けています。
SBI証券ではNISA、楽天証券では特定口座のクレジットカードによる積み立てを行っています。
2024.12の売買を経た2025.01の実績を記載します。
【退職準備】クレジットカードの選択 ー目的及び還元率や手数料を踏まえてー
2019年からエポス、2020年から楽天、2023年から三井住友のクレジットカードの併せて3枚を使っています。 退職が2023年12月で、退職前の方がクレジットカードの審…
目次
資産運用の成果 (資産推移)
- 2024年1月の退職金が入った時点を100%として、総資産、現金、リスク資産、総資産/年間支出で纏めたのが以下のグラフになります。
- 総資産は現金とリスク資産の合計です。
- 現金は預貯金と証券会社の現金資産で、リスク資産は証券会社の株式、債券、リート、金及びコモディティになります。
- 総資産/年間支出は、当月の支出で1年間生活した際総資産が何年分あるか、即ち、後何年生活できるかを試算する値になります。
- 2025年1月時点では、2024年12月と比較して現金は減っていますが、リスク資産と総資産は増えています。現金の減少をリスク資産の増加がカバーし、総資産は退職時より増えている状況は先月同様です。
- 総資産/年間支出は12月の支出の生活レベルで計算するとあと30年位は生活できそうです。12月は子供の学費の支払いと家族旅行の出費であったので数値が小さくなってしまいました。
- 2024年全体の支出で計算すると30年位です。今年は退職2年目で住民税等の支出は減るので、その点では少し余裕が出てくるかもしれません。
退職1年目は予想外にうまく乗り切れました!
アセットアロケーションは中期目標に近づいている?
- 中期(5年程度)で目標とするアセットアロケーションを決めましたので、中期目標と比較します
【資産運用】アセットアロケーションの中期目標 ーアセット比率をどのように修正する?ー
以前の記事で状況整理をして、アセットアロケーションの修正の方向性が見えましたので、具体的なアセットクラスの比率を考えてみました。 背景 現在のアセットクラスと…
- 以下の表が、中期目標と2025.01時点の割合です(参考に、全天候[レイ・ダリオ氏のオールウェザーポートフォリオ]とゴールデンバタフライ[GB]も載せております)。
退職時から高配当以外の株式を売り、債券、金、コモディティを買ってきましたが、まだ同様の対応が必要です。
- 2024.12の売買取引で日本株式のグロース株を2銘柄、先進国株式のグロース株を1銘柄売却し、長期米国債及び長期米国債以外の先進国債券は米国ETF、日本リートは1銘柄、金以外のコモディティは国内ETFを購入したのですが、大きな変化はありません。
- 株式は売却しているのですが、比率がなかなか下がりません。それだけ有難いことに株式の調子が良いのだと思います。一方、先進国債券は購入しているのですが、なかなか目標への歩みが遅々として進みません。日本リートは1銘柄追加購入しただけなのですが比率が急に上がってしまいました。現状資産推移も順調ですので、あせらずに中期目標に近づけていこうと思います。
- myINDEX に入力して過去20年で見てみると、先月同様ほぼ目標に近づいています。株式の比率が減らないのでなかなかリスクを10%代に落とせません。
- 全天候とゴールデンバタフライを同様に入力すると以下のようになります。
・全天候 :平均リターン7.3%、リスク10.5%、シャープレシオ0.69
・ゴールデンバタフライ:平均リターン9.4%、リスク11.1%、 シャープレシオ0.84
参考資料
以下を参考にさせて頂きました。
- レイ・ダリオ氏のオールウェザーポートフォリオついてはたぱぞうさんの記事「レイ・ダリオ氏のオールウェザー投資と長期米国債」
- ゴールデンバタフライポートフォリオについてはディーカサワさんの記事「【新NISA】こんなバランスファンドが低コストであったら良いな:究極の高シャープレシオ、ゴールデンバタフライ」
ありとうございました!