
島根県は車中泊旅行で2024年10月と2025年4月に回っています。島根県の山間には木部谷温泉 松乃湯のような鄙びた良い温泉が多く、私のようなかけ流しの温泉好きには行ってみたい温泉が多いです。
働いていた頃から何度がトライしても日程が合わなくて予約が取れなかった宿に、小屋原温泉 熊谷旅館があります。今回やっと繁忙期を外したことで予約が取れましたので、家族旅行(2泊3日)で行くことにしました。

他の温泉も含めてぬる湯を中心に回りましたので、温泉好きな方の参考になればと思います。
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目次
1日目 大阪~小屋原温泉 熊谷旅館
- 8:00過ぎに出発し、七塚原SAで昼食をとった後、三次ICまで高速を使いました。


- ICから山間を走って、三瓶山西の原で小休止です。




- 最後は”この道で合ってるの?”と思うような道を走って、今回やっと予約が取れた小屋原温泉 熊谷旅館に到着しました。







玄関の横に川が流れています。鄙びた風情です。
- ここは予約サイトには載っておらず、電話で予約を申し込むしかありません。これまでの経験から日程の幅を持たせないと難しいと思いましたので、3日ほど候補を挙げておきました。 第一候補はダメでしたが、第二候補はOKでした。退職して時間に余裕があるので良かったです。
- ここの宿はなぜ知ったのか記憶が定かではありません。こういう鄙びた温泉は郡司勇さんの「一湯入魂温泉」で知ったことが多いのですが、小屋原温泉 熊谷旅館は出てきません。郡司勇さんのWebサイトの記事には「小屋原温泉 熊谷旅館 再訪」で出てきますのでそちらで興味を持って調べたのだと思います。
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- 検索すると多くの温泉好きの方の宿泊レポートが出てきますが評価が高いです。 寺田屋のやえさんの「閉店から1年と253日目〜小屋原温泉『熊谷旅館』」の記事が詳細に記載されています。
- 電話で備品を確認すると歯ブラシとバスタオルは無く、1泊2食で一人10,600円(現金払い)でした。部屋は2階でエアコンはありましたが、冷蔵庫、Wifiはありませんでした。



部屋にも風呂にもドライヤーが無くて嫁さんが持ってくれば良かったと言ってました・・・
- 温泉に入ってのんびりします。内湯が2つあるだけで、泉質はナトリウム・塩化物泉です。昭和55年の分析結果はロビーの成分の載った雑誌では含二酸化炭素、ナトリウム・マグネシウム、 塩化物・炭酸水素塩泉です。郡司勇さんの記事に経緯が記載されていますが、新分析表では二酸化炭素が759㎎で炭酸泉ではなくなったようです(炭酸の分析は源泉からの試料の採取方法によって1000㎎くらいはすぐに変わってしまうとのこと)。


- 鍵のかかる家族風呂の内湯は4つあるのですが、奥の2つは使用できなかったので、手前の2つに入りました。露天はありません。2013年の郡司勇さんの記事では4つ入れていますが、2022年の寺田屋のやえさんの記事では3つです。女将さんに聞くと”跡継ぎの問題もあるので・・・”とのことで気になっている方は早めに訪問した方が良いと思います。


- ぬる湯とは言え8月ですので体が温まってくると暑いです。洗面器で水を浴びて体を冷やして何度も入りました。
- 泉質自体は他でも経験のある味と匂いですが、泡付きが強烈です。最近は銭湯でも高濃度の人工炭酸泉が 多くあり、ありがたみは薄れてきましたが、体についた泡をこする時のぬるっとした感触を楽しみます。





どちらの家族風呂も網戸からの里山の景色が気持ち良いです!
- 夕食は18時から1階の部屋でした。豪勢ではありませんが、土地の食材が多くて満足のいく内容です。




- 再度温泉に入って就寝しました。


2日目 小屋原温泉 熊谷旅館~大江戸温泉物語 輝乃湯
- 入浴後、朝食です。


- 朝食後も入浴して、お湯を堪能しました。10:00にチェックアウトして、国民宿舎 さんべ荘に向かいました。


- ここは一度来たことがあり、日帰り入浴ができます(650円)。 泉質は含鉄(II, III)-ナトリウム-塩化物温泉で赤湯です。


- 露天風呂が男女合わせて16種類もあり、非加熱かけ流しの湯船もあります。 私の入った方の浴場には非加熱かけ流しの湯船が3つあり、お湯の入れる量と湯船の広さで少しずつ温度が微妙に異なります。「人をダメにするクッション」という言葉ありますが、ここの湯温は「人をダメにするぬる湯」です。
- 不感温度の温泉の気持ち良さは閉鎖されててしまった琵琶湖タワー温泉のことを以前にも記載しましたが、出たくなくなります。
- 全員1時間では足りなかったとのことなので、宿泊でまた来て味わいたいと思います。





景色を眺めながらぬる湯のかけ流しの湯を楽しみました!ずっと入っていたくなります。
- 山間の道を走り、出雲ICから湯原ICまで高速を使いました。途中蒜山高原SAで昼食を取りました。


- 湯原温泉の大江戸温泉物語 輝乃湯にチェックインです。 湯原温泉 砂湯に入る予定だったのですが、朝から温泉に入りすぎて全員ゆっくりしたいということでスキップしました。


- ここは大江戸温泉物語になる前に2回泊ったことがあります。夕食がバイキングで家族旅行ではもうひとつなのですが、お湯に不満はありません。暑い季節なので、湯原温泉で水風呂がある宿を優先して選択しました。





部屋の窓からの眺めです。
- お風呂に入ります。ここはアルカリ性単純温泉で男女交代制の庭園風呂、露天風呂、ミストサウナ、水風呂がありかけ流しの湯船もあります。ついた日の男性浴場には水風呂があり、小さい露天風呂がありました。かけ流しですが、砂湯のような良い匂いは感じません。他の湯原の宿に泊まった時もそうでしたが、やっぱり足元湧出泉(じかだて)の砂湯とは何か違うようです。
- 夕食はバイキングです。人が多くて写真はとれませんでしたが、十分な品ぞろえでした。
- 男女交代制の庭園風呂に入って就寝しました。




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3日目 大江戸温泉物語 輝乃湯~帰宅
- 朝食もバイキングです。 朝に男女入れ替わったもう一つの浴場に入るとこちらは水風呂はありませんでしたが、ぬる湯の露天のつぼ湯が2つありました。
- 10:30にチェックアウトして、湯原ICから高速を使って帰宅しました。




まとめ
島根県にぬる湯の温泉巡り(宿泊と日帰り)に行ってきました。島根県、山口県の山間には良い温泉が多いです。



暑い夏は島根県に限らず、ぬる湯の温泉巡りが気持ち良いですね!