【資産運用】投資信託|(アムンディ・インデックスシリーズ)日本・高配当株について

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アムンディ・インデックスシリーズから投資信託「日本・高配当株」が2025年4月18日に設定されています。

日経累進高配当株指数への連動を目指しており、WEB投稿も多数あります(以下、AM日本高配当と略します)。

以前の記事で日本の高配当ETFと投資信託の購入の可能性について記載しました。

すぐに購入する判断は下さないと思いますが、AM日本高配当について現状の考えを纏めました。

日本高配当ETFや投資信託を探している方の参考になればと思います。

目次

現状の日本高配当銘柄の状況

私個人の資産運用に関しては以前の記事で記載した通り、 SBI証券、マネックス証券と楽天証券の3証券会社で行っています。アセットクラスとしては株式(日本、先進国、新興国)、債券(先進国、新興国)、リート(日本、先進国)、金及びコモディティで続けています。 

SBI証券ではNISA、楽天証券では特定口座クレジットカードによる積み立てを行っています。

  • 高配当株の2024年の実績の記事で記載した通り、分配金と配当金の当面の目標金額には到達しており、日本の高配当株は個別銘柄で110銘柄程度まで整理してきている状況です。  
  • 個別の銘柄管理が大変なので、日本の高配当株についても、米国ETFのVYMのように日本株の高配当ETFや投資信託で良いものがあれば助かるのですが、好みに合うものが見つからず、個別銘柄で対応している状況です。 

高配当株は米国ETFのみでシンプルに対応するのも一案なのですが、日本円で生活していることと、為替リスクを考えるとそこまで踏み切れていません・・・ 

  • つまり、日本高配当株に関しては、セクター分散や銘柄数の多さで管理の手間に不満はあるものの、配当金の成果には特に不満は無く、良いETFや投資信託が出てくれば手間を減らすために購入を考えたいというのが現状です。
  • 候補としてWatchingするETFと投資信託については5つ挙げています。 

アムンディ・インデックスシリーズ”日本・高配当株”(AM日本高配当)について

現状公開されているWEBから情報をピックアップしていきたいと思います。

  • 信託報酬 :年0.198%(税抜0.18%)
  • 分配金利回り:実績不明 (初回決算⽇2025年11⽉20⽇)
  • 分配方針:年2回 
  • 特徴:日経累進高配当株指数に連動する投資成果を目指す  
銘柄選定
“出典:アムンディ・ジャパン株式会社

30銘柄と少ないですが、単に日本の高配当株を選定しているのではなく、累進高配当銘柄を抽出しているのが特徴ですね。増配も期待できます! 

 日経累進高配当株指数について

  • AM日本高配当が参照している日経累進高配当株指数については、交付目論見書 (JA)では以下のように説明されています。
指数
“出典:交付目論見書 (JA)
  • 私は全く知らなかった指数ですので、日経の日経累進高配当株指数から調べてみました。
  • 日経は著作権やリンクについて許可が必要ですので引用の範囲で記載します。文章内の数値の出典は日経から、日経と完全に一致はしませんが図表はアムンディからの出典です。
  • 配当利回りは2025年9月時点で4.09%です。 
  • 指標の公表開始日は2023.06.30ですが、バックテストした年間リターンは2020-2024年の5年で23.19%なのでに良いと思います(楽天日本版SCHDの10年でのトータルリターンは年率12.49%)。 
  • 2025.09.30時点の銘柄は30で、ウェイト上位10銘柄も累進高配当銘柄が組み入れられており妥当だと思います。
上位10銘柄
“出典:月次レポート

私の保有している個別銘柄もあります! 

  • セクターも10以上に分散されています。20%以上のセクターはありません(医薬品、化学、その他金融がTop3)。 
上位5セクター
“出典:月次レポート
  • 悪くなさそうな指数ですが、分散が30銘柄と少ないのが気にかかります。 

たぱぞうさんが「日経連続増配株指数と日経累進高配当株指数とは?特徴を徹底比較」という記事を2023年に挙げておられます。

まとめ

  • 増配も期待できる日本の高配当株に手間をかけずにアプローチしたい個人投資家にとってありがたいことだと思います。 
  • 2025年4月18日に設定と若い投資信託ですのでどのような実績となるのか今後をウォッチングして行きたいと思います。
  •  楽天日本版SCHD(0.297%)と比較して信託報酬は0.198%と安いですが、銘柄分散は少ないですね。
  • 現状信託報酬を年0.198%もかけて30銘柄のためなら、セクター分散や銘柄数の多さで管理の手間があっても自分で日本高配当株の銘柄選定をした方が納得感があるというのが現状の判断になります。 

自分の高配当ポートフォリオの銘柄選択に参考にさせて頂く使い方の方が、効率が良いかな・・・

日本高配当株ETFと投資信託に関して日本版SCHDとの比較を含めてこちらの記事で記載しています。 

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当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、 特定の金融商品等の勧誘を目的としたものではありません。最終的な投資判断はご自身の判断と責任において行うようにお願い致します。 

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