
一度ブログにアップした記事を纏めました。編集記事になります。
2024.10に島根、山口は回っていますが、行き損ねたところもありました。「やりたいことリスト」にも島根・山口の山の中の温泉と島を挙げています。
2025.03の大阪-和歌山の海岸線旅行で毛布を1枚持っていけば気温が下がってもしのげそうであることもわかりました。ワゴンRで島根・山口の山の中の温泉と瀬戸内島めぐり(2025.04.13-17で4泊5日)の計画を立てました。


1日目(04.13) 大阪~山口 道の駅 願成就温泉
1日目は大阪から山口県の道の駅 願成就温泉までの記録です。
- 8:30過ぎに大阪を出発し、途中で休憩をして高速で一気に六日市ICまで走り(5,790円)、給油します(2,944円)。
- 車中泊マップでS評価の、道の駅 むいかいち温泉に到着し、念のための第二候補車中泊場所として下見します。



車中泊はしませんでしたが、敷地内に温泉もありますし良さそうです!
- 木部谷温泉 松乃湯に到着です(600円)。 過去に温泉雑誌で見てから一度入ってみたいと思っていたのですが、営業日が少なくて前回はうまく予定に組み入れられませんでした。4月は6,13,20,29日の4日だけの営業です。


- 内湯のみのこじんまりした温泉で、泉質は含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉で赤褐色です。和歌山の花山温泉(含二酸化炭素・鉄(II、III)-カルシウムマグネシウム-塩化物温泉)に似ています。
- 新鮮な温泉はレバーを引いて入れられますし、珍しいことに温度が低い場合はバルブを回して蒸気でお湯を温めます。





独り占めでかけ流しのぬる湯にのんびり浸かりました!
- ここは間欠泉が見れますので入浴後見に行きました。温泉の横の道を上っていくと横の溝に温泉が流れています。


- 吹き出すのを待っている方が3人おられました。







地中の炭酸ガスにより20~30分おきに噴出するとのことです!
- 道の駅 かきのきむらで小休止後、大井谷で棚田を眺めます。





日本の棚田100選に選ばれているのですね!
- 山口県に入り、車中泊マップでS評価の道の駅 願成就温泉を下見しました。





人気の施設なのか駐車場が殆ど空いておらず、車中泊ができるような雰囲気なのか気にかかります・・・
- 2005年に入って良かった柚木慈生温泉で入浴です(600円)。20:00までにWEBではなっているのですが、この日は18:00までだったようで危なかったです。




- 泉質は含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉で松乃湯と近いです。色は赤褐色ではなく、緑褐色です。





かけ流しではないですが、泡の付着を楽しめました!
- 道の駅 願成就温泉に戻ってきましたが、まだ駐車場に車が多く、車中泊の雰囲気ではありません。


- 道の駅のレストランで夕食をとり(750円)、本日3つめになる併設されている願成就温泉に入りました(520円)。


- 単純弱放射能温泉でかけ流しでもありませんので、特に期待してなかったのですが、本日初めての露天風呂、サウナ、水風呂を味わいます。


- この日が特によかったのかもしれませんが、低温風呂の不感温度が絶妙で気持ち良くて意識が飛びそうになります。


- 不感温度で気持ち良かった温泉としては閉鎖されててしまった琵琶湖タワー温泉を思い出しました。ここは源泉風呂に浸かっているとあっというまに1-2時間経ってしまう不思議な不感温度で、湯から出るときに体が発熱するような感覚がありました。



ぬる湯の温泉が好きであちこち入ってますが、あの浴感を味わえる温泉には出会えていません・・・
- 温泉から上がると駐車場も空いてきて、すこし車を動かして寝袋にくるまって車中泊です。 当日の支出は11,204円でした。




2日目(04.14) 山口 ~山口 道の駅 上関海峡


2日目は道の駅 願成就温泉から山口県の道の駅 上関海峡までの記録です。
- 6:00前に起床しました。寒い朝です。




- 昨晩は寒かったので寝袋の中にに毛布生地のひざ掛けを入れ、寝袋の上にタオルケットを掛けて寝ました。2025.03の大阪-和歌山の海岸線旅行で毛布を1枚持っていけば気温が下がってもしのげそうであることもわかりましたので、タオルケットを1枚持って行きました。



我が家には余分な毛布が無かったです・・・
- 夜中にトイレに起きましたが、ひざ掛け+寝袋+タオルケットで寒さで寝付けなくなることは無かったです。
- 寒いので暖房を掛けるため6時過ぎに出発し、瀬戸内海の島巡りに向かいます。道路の気温表示は2度でしたので、冷え込んでいます。
- 山間の道を走り、粭島(すくもじま)に到着です。





大島の煙突が見えます。
- 粭島にかかる小瀬戸橋です。





短くて普通の道路のようで見落としてしまいそうです・・・
- とくやま・くだまつ海の駅で小休止しようと思ったのですが、関係者以外は入れませんでした。




- 笠戸大橋を渡って笠戸島に上陸します。


- はなぐり海水浴場を散策しました。







晴れていれば気持ち良いところだと思います!
- サイコロトイレのある駐車場に止めて、厳島明神の海中鳥居を眺めます。




- 国民宿舎 大城で入浴です(780円)。雨が降ってきました。


- 泉質はナトリウム、カルシウム、塩化物冷鉱泉で掛け流しでは無いです。露天風呂からは眼下に海が見えて気持ち良いです。雨の中の島々は墨絵の世界です。





サディスティックミカ バンドの「墨絵の国へ」が頭の中で流れます。





「リタイア生活の夜明けはもう来ているかな?」っと歌詞から思いました。
- 給油(2,548円)後、マックスバリュー室積店で買い物をして(656円)、室積公園に到着です。公園を散歩する予定だったのですが、雨のため諦めました。







それ以外は問題なさそうです!
- 上関大橋を渡り長島に上陸し、展望所から景色を眺めます。






- 雨が強くなって来て、公園の散歩もできません。まだ時間も早いので翌日の旅程をこなそうかとも思いましたが、雨では海岸線の景色も楽しめないので諦めます。
- 早いですが、雨の中上関海峡温泉 鳩子の湯に入浴しました(700円)。
- 泉質は含鉄ナトリウムー塩化物冷鉱泉で赤褐色です。有馬温泉の金泉に似ていますが、塩辛さは弱いです。





かけ流しではありませんが濃い湯で温泉感は十分です!
- 露天風呂から海峡を眺めていると船が通るたびに、大きなエンジン音がします。車中泊を「道の駅 上関海峡」か「上関城山歴史公園」のどちらにしようか迷います。
- 施設内の食事処で夕食を取り(1,700円)、天気を調べると雨は今晩も続くようです。雨の中船は多く通らないだろうし、トイレまで庇の通路がある点を考慮して「道の駅 上関海峡」に決めました。
- 道の駅 上関海峡戻り、寒いので昨晩と同じ装備で寝袋にくるまって車中泊です。 当日の支出は6,384円でした。


3日目(04.15) 山口 道の駅 上関海峡~広島 神田山荘


3日目は山口県の道の駅 上関海峡から広島県の神田山荘への記録です。
- 6:00過ぎに起床しました。少し寒いですが雨も上がって気持ち良い朝です。




- 昨晩は突然の雨と強風で2:00頃起こされました。雨が雹かと思う勢いで車にたたきつけて寝てられません。その後も風で車が揺れて寝付きにくかったですが、いつのまにか眠りに落ちていました。
- 6:15に出発し上関大橋を渡り長島を巡るために中ノ浦海水浴場を目指します。
- 近所のご年配の方々が4人でのんびり散歩されていてのどかな朝の光景です。





トイレが閉鎖されていたので車中泊は難しそうです・・・
- 白井田八幡宮に到着です。





階段を上ってお参りです。


- 車で行ける島の先端近くの四代港に到着です。


- 途中黄色い花(?)が咲いていましたので路側帯から景色を眺めました。





帰ってから調べましたが、何の花(?)かわかりませんでした・・・
- 上盛山 展望台から景色を眺めました。









上関大橋が小さく見えます!
- 上関町の反対側の港から景色を眺めます。






- 高速を使って広島に入り(1,090 円)、給油(1,424円)後ピュアークック 牛田店で買い物しました(905円) 。



前回は広島市内まで渋滞したので高速を使いました。
- 宿泊先の神田山荘に到着です(素泊まり5,550円)。


- 高台にあるので部屋から市街の景色が一望できます。


- コインランドリー(200円)で洗濯しながら、水着着用のバーデゾーンでのんびりします。





残念ながらバーデゾーンの露天風呂は休業していました・・・
- 温泉に入浴です。含弱放射能-Na・Ca-塩化物温泉でかけ流しでは無いです。
- 露天はありますが、サウナや水風呂はありません。





広島市内で駐車料金無料の温泉宿を探す場合、候補になると思います。
- 夕食は外食(1,090 円)し、広い布団でゆっくり寝て疲れを癒しました。当日の支出は10,209円でした。


4日目(04.16) 広島 神田山荘~広島 上蒲刈島 県民の浜


4日目は広島県の神田山荘から広島県の上蒲刈島 県民の浜への記録です。
- 6:00過ぎに起きて朝風呂に入って、昨日買った朝食をとります。神田山荘は朝食はバイキングではなかったので、素泊まりにしました。





朝の市街の景色も気持ち良いです!


- 早瀬大橋を渡ります。グーグルマップを拡大して江田島の海岸線を探ったのですが、残念ながらドライブしたいというところはあまりありませんでした。







島に渡った実感のない橋でした。
- 倉橋島の海岸線を気持ちよく走ります。


- くらはし桂浜温泉館で入浴です(720円)。




- 泉質は赤褐色の湯が含弱放射能-ナトリウム-塩化物温泉、透明の湯がナトリウム-塩化物冷鉱泉でかけ流しではないです。





気持ち良い施設で「このあたりで車中泊できれば・・・」と感じました!









路地を抜ける気持ち良い散歩です!
- 広島県道286号中大迫清田線の海岸線を走ります。










- 反時計回りに海岸線を走ります。


- 蒲刈大橋を渡って上蒲刈島です。


- 西泊の岩山を下から眺めます。


- 県民の浜の駐車場の車中泊の下見をします。良さそうなトイレは閉鎖されていて、使えるトイレは和式でした。
- 「青の風に吹かれて」では音楽がなっていて、かまがり海の駅の方で車中泊されてましたが、今日は特に音楽はなっておらず良さそうです。





かまがり海の駅側から西泊の岩山が見えます。
- 県民の浜の駐車場を車中泊場所に定めて、豊島大橋を渡って豊島です。


- 豊浜大橋を渡って大崎下島です。


- 海岸線を気持ちよくドライブします。






- 岡村大橋を渡って愛媛県の岡村島 です。


- 橋を渡って、海岸線を時計回りに回ろうと思ったのですが、草に隠れて良く見えませんが通行できないとの標識があります(小型車は行けたようです)。細い山越えの道を迷いながら走って海岸線に出ました。
- 小大下島を眺めます(もう橋は架かっていません)。


- ナガタニ展望台から景色を眺めました。







こうやって眺めるとほんとに島ばかりです!
- 乗越海岸から夕景を眺めます。


- 県民の浜の駐車場に戻ってきました。







ビーチも近くて良いところです!


- やすらぎの館で入浴です(17:00以降だったので500円)。泉質は含弱放射能-ナトリウム、カルシウム、塩化物怜鉱泉 で内湯のみです。かけ流しではありませんが、水風呂とサウナもあり運転の疲れを癒します。


- ほぼ同じ敷地内の上蒲刈島 県民の浜の駐車場に戻り、車中泊です。 当日の支出は2,965円でした。


5日目(04.17) 広島 上蒲刈島 県民の浜~帰宅


5日目は広島県の上蒲刈島 県民の浜から帰宅するまでの記録です。
- 6:30前に起床しました。寒さもなく気持ち良い朝です。




- 昨晩は寝付くときはウィンドーネットを用いて窓を少し開けて、寝袋に入らず掛布団がわりにしました。
- 1時間くらいすると寒くなってきたので、窓を閉めて寝袋に入って眠りました(ひざ掛けとタオルケットは不要でした)。
- ビーチのテーブルで少しくつろいで、8:00過ぎに出発です。





西泊の岩山も昨日と表情が違います。
- 上蒲刈島の海岸線を反時計回りに走ります。


- 日高神社の鳥居を眺めます。


- 海岸線を一周しようと思ったのですが、落石で通行止めになっていたため諦めました。
- 見戸代緑地で島を離れる前に小休止します。





楽しかった島巡りも終了です・・・


- 安芸灘大橋を渡って(570円)給油し(2,062円)、高速で(4,330円)兵庫県三木市の湯庵に到着です。
- 2024年の9月と10月の2回は西からの帰りは明石の龍の湯に寄りましたが、新しい日帰り温泉の開拓です(840円)。


- 泉質は含鉄(Ⅱ)・二酸化炭素―ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で赤褐色です。


- かけ流しの源泉つぼ湯があり、サウナ、水風呂も揃っています。





帰宅前に運転の疲れを癒しました!
- 龍の湯の明石大橋ようにランドマークが無いので、湯庵の空を撮って終了にします。当日の支出は7,802円でした。




まとめ -予想外だった点は? 次回への改善点は?-
中国の温泉と瀬戸内の島の車中泊旅行について全体のまとめと改善点を考えてみました。
費用


- 全体の支出は38,564円でした。
ドライブ
- 計画段階の観光スポットのピックアップは良く、実際に行っても楽しめました。
- 2日目(04.14)のような雨の日は居住性の良くないワゴンRだと過ごし方に困りますが、日帰り温泉をうまく使うことで乗り切れました。
- GPSロガーアプリ「ルートヒストリー」は今回も問題なかったです。



風で車体が揺れて寝付けないのも初めての体験でした!
車中泊
- 今回の3回の車中泊は全て日帰り温泉が近かったので、良い場所を選択できたと思います。
- 3晩の車中泊でそれぞれ気温が異なって、寝袋の使い方が異なりました。
- これまで「最低気温が9℃の夜は少し首回りと顔が寒かったので、これ以上気温が下がると厳しいかも」と感じていました。
- 3月の大阪-和歌山の海岸線の車中泊では 寝袋の上に毛布生地のひざ掛け(嫁さん用に車に常に置いてある)を掛けても、明け方おそらく当日最低気温の3℃になると寒くて眠れませんでした。
- 今回は寝袋の中にひざ掛けを入れて寝返りでずれないようにして、寝袋の上にタオルケットを掛けることで寒さで眠れないことはありませんでした。



工夫で対応できる気温の幅も広がってきています!
- 島根にあと1軒入ってみたい温泉宿が残っています。島巡りは予想通り楽しいですので、しまなみ海道も四国とからめてまたトライしたいと思います。

